2026/10/03 12:44

「ベルト部分について」


くるき亭の本革ベルトは、特に記載のない限り、植物タンニンなめしの本革を使用しています。

そこから、ベルトを切りだしていき、一本一本手塗りをすることで、革ベルトを制作しています。

その為、革に生きていた時のシワやキズがあったり、一頭ごとに色や色乗りが異なったりしますし、ハンドメイドの差異や、普通の人にとって馴染みのある市販のベルトの均一性がなかったりします。


しかし、それは上質な革と手間のかかった作業の証であり、革の味のある変化を楽しめるだけでなく、光の角度により、色々な色を見せる「世界に一つ」の素敵なベルトとなります。また、その変化はご使用状況によって異なりますので、さらにご自分だけの革となっていきます。

逆にいえば、お使い頂く内にドンドンと変わってきますので、新品の時は「出発点」とお考えください


以上のことから、お買い上げ時のベルトの色の保証範囲は、商品ページの色見本の「その色の範疇に入っているか?」とさせて頂きます。

「○色の中でも○色」とか「自分の思っている○色はこの色」というようなご要望は承れませんし、それらが理由の作り直しなどは承れません。




「新品の革ベルトの匂い」

革ベルトは、色の塗りたては、塗料の匂いがします。

その為、お届け間もない頃には、この塗料の匂いが気になるという方がいらっしゃいますが、この匂いはつけている内に無くなりますし、何より、お客様専用に新しいベルトを製作し、色をつけたという証拠でもあります。

市販のベルトや、色をつけた革ではなく、実際にお客様専用に切り出し、色をつけて・・・という工程を行っている証です。

この匂いは、時計を風通しの良い場所に置いて頂ければ、だんだんと無くなりますので、気になる方もご安心下さい。



「ベルトのサイズについて」

サイズは、ご注文時にご指定頂けます。

一本一本手作業で制作しており、市販のベルトと違い、「では交換します」「そのベルトは他の方に売ります」という訳にはいきません。もちろん、指定したサイズと異なっていたなどの制作ミスの場合は交換致しますが、「サイズが間違っていた」もしくは「確認していなかった」という理由での交換は承ることが出来ません。

しかし、もちろん、当店の製作ミスの場合はすぐに対応します。

例:「サイズが合いません」→ 対応できません。「腕周り14センチでお願いしたのに、14センチで入らない」→ ご自身の測り間違えでない場合はすぐに対応します。



「ループ(ベルトの輪っか部分)」

ベルトの余りをとめる輪っかの部分をループと呼びますが、この部分は最初は少しキツメに製作しています。

本革の場合、本物の革ですので、革が伸びたり縮んだりします。その為、この部分が後々ユルユルにならないように、最初はキツメに製作する必要があります。このため、最初は「入れづらい」と感じられる場合もありますが、1日~数日で革が馴染み、通りやすくなります。

最初、お送りした時には、ベルトを通した状態でお送りしていますので、「ベルトがループに通らない」ということはありませんので、最初は少し強引に通して下さい。「どうしても通らない」という場合はループの内側を細く丸いモノでグイグイとして頂ければ広がります。



「お手入れ:上質な革ほど」

上質な革ほど、水を嫌い、色落ちの可能性があります。

表面に残った痕や凹凸こそが天然の革の持ち味です。

さらに、その革を顔料で塗ってしまわずに手塗りで一本一本塗っているため、使い込むほどに風合いを増してくれます。

その自然の風合いや柔らかさを保つために、必要以上の染色、色止め加工、防水加工は行っておりません。

そのため、水濡れや汗、摩擦などが原因で退色、色落ち、型崩れが起きることがあります。

水や汗などは、シミ等の原因にもなりますので、水気はなるべく避けてください。


お手入れとしましては、濡れた際には、乾いた、柔らかい布で軽く押すようにして水分を取り去り、通気性の良い場所で保管して下さい。

湿度の高い場所に放置しますと、カビの発生等の原因になることがあります。



「金具や時計部品の錆び」

ベルトに使う金具は、サビ防止のコーティングを行っていますが、お使いいただくうちに、傷がついたりしますと、そこからサビが侵入する可能性があります。また、金具や本体にサビが出ますと、肌の弱い方は、湿疹・かぶれなどの肌の異常や、お肌やお洋服に着色が出る場合もございますので、汗などを多量にかいたりされた際は拭き取れるところは拭きとり、乾燥した場所でサビが出ないように充分に乾燥させてください。

ベルトはいわば、汗という「海水」にさらされているのと同じといえるかもしれません。


「どのくらいでサビが出るか?」「どの程度、サビが出るか?」には、かなり個人差や環境差や個体差があります。

1年以上経ってもサビがほとんど無い方もいますし、サビの程度も様々です。

ですので、一概には言えないのですが、気になる方は、「時々、ウェットティッシュで拭いて、その後、乾燥させ)」「汗を書いたらティッシュなどでお掃除する」「時々、市販のコーティング剤(トップコートでも代用できます)を塗布する」「あまり腕にきつく着けない」等をしていただくと、長持ちします。


もし、サビが出てしまった場合は、革交換をオススメします。

錆びが出てしまったり、肌に異常がある場合は、念のため、時計の使用を中止して下さい。



「かぶれやアレルギーを防ぐために」

ベルトには多少余裕をもたせ、通気性を良くしてご使用ください。かぶれやすい体質の方や体調により、皮膚にかゆみやかぶれを来す可能性が考えられます。金属アレルギーなどのアレルギーや、ベルトについた汚れや汗、錆等が考えられます。万が一、肌などに異常が生じた場合は、ただちに使用を中止し、医師にご相談下さい。