2026/10/03 12:44




このページでは、noeqoおよびくるき亭で販売しているオリジナルの時計についてのお取り扱いについて、まとめてあります。

(一般の時計との違い)

当店の時計は強度や性能を重視した時計ではなく、「工業製品では様々な面で難しいデザインをハンドメイドを組み合わせて実現する個性的な時計」ですので、強度等の品質面では工業製品より弱い面があります。


(時計は消耗品です)
時計は消耗品です。
時間が経てば経つほど、使えば使うほど、弱くなっていき、様々な影響を蓄積、または受けやすくなります。
しかし、メンテナンスを受付しておりますので、どうぞあまり気になさらずにお使いください。

(時計は精密機械です)
ぶつけてしまったり、強い磁気に近づけてしまったり、高温多湿の環境にさらしたりすると、時計が止まったり、一時的に止まったり(遅れる・狂う)することがあります。その場合はまずは時計を合わせ直してください。


1、電池交換について(「時計が止まった」を含む)

「時計に異常があるのでは?と思ったら」
時計の制作ミスの場合、1日〜せいぜい3日ほどで異常が出ます。
制作の時、このくらいの期間はテストで見ていますので、どうぞご安心いただき、まずは時刻を今一度正しい時刻に合わせて、数日、様子を見てみて下さい。
到着から一週間以上経ってから「時計に異常が起きる」というケースの場合、何か外部の原因があることがほとんどです。
一番多いのは、「リューズをちゃんと押し込んでなかった」「リューズをどこかに引っ掛けて引いていた」というケースです。私達に届く初期不良・一年間保証のほぼ半分がこれを占めます。
その後、もし、引き続き、異常が発生する場合はアフターサービスをご利用下さい。
初期不良・一年間動作保証内の場合はすべて無料にて対応させて頂きます。

「どこのムーブメント? 精度・月差はどのくらい?」
くるき亭では他の時計メーカーでも一般的に使用されている信頼のおけるメーカーのムーブメントを使用しています。(メーカー名等は商標等の問題があり、記載はしていません。)
ですので、精度に関しましては、一般のクォーツ時計と遜色はありません。
月差に関しては、数秒〜数十秒となっています。これは色々な環境で変わる可能性があります。

「製作時の電池チェックについて(お買い上げ時点での電池残量)」
製作時に新品の電池を入れております。
また、その際、電池の残量チェックも行い、電池の初期不良のチェックも行っております。
ですので、比較的、安心して頂けますが、時計は精密機器の為、様々な影響を受けることがあり、それらの影響により、電池の残量が短くなるというケースも考えられます。
さらに、電池をチェックしても、実際の減り具合は下にあげたとおり、様々な要因に左右されますので、「電池は、あとこの位の期間もちます」ということは、まず言えません。

「電池の寿命と、それを左右するモノ」
時計の電池の寿命は通常、「1年〜2年程度」をお考え頂ければ大丈夫かと思います。
生産時には2年〜3年の寿命がありますが、電池での在庫期間や放電などにより、時計の制作時には大体1年〜2年とお考え下さい。
しかしながら、さらにこの寿命は様々な要因で左右されます。
時計の大きさ、針の重さ、気温、保管の向き(文字盤を下にしたか、上にしたか等)などにも左右されるほどです。その代表的なものが「磁気」「高温」「湿気」です。これらは時計が年齢を重ねると、段々溜まっていくものでもありますので、あまりに電池寿命が短くなった場合は、ムーブメント交換をオススメ致します。

「電池交換後すぐに時計が止まった」
時計は精密機器なので、電池以外でも時計は止まります。
当店の時計に限らず、電池を交換して、すぐ後でも、他の原因(ご使用状況、環境、磁気等などの原因等)で時計が止まることは多くはありませんが、珍しいことではありません。
時計も時間が経てば経つほど、悪いところは増えてきます。電池交換の時期というのは大体、時計が出来てから時間が経っていることが多いため、不具合も出やすいです。
もちろん、このようなことは稀であり、起きてしまった際はお客様には大変お気の毒とは存じますが、現在のところ、この場合でも特別な対応を実施してはおりません。通常のアフターサービス対応となります。

「電池交換についての注意」
電池が切れてから、しばらく放置してしまいますと、電池交換をしても、時計が動かなくなる可能性があります。また、その場合、電池交換を行って動いても、しばらく後に止まってしまうという可能性もあります。
ですので、出来るだけお早めの交換をオススメ致します。

「一般の時計店での交換」
くるき亭の時計は、他の時計メーカーでも一般的によく使用されるムーブメントを使用しておりますので、電池は普通のホームセンターで、その時計の電池が販売されているほど一般的な電池であり、原則的(技術的)に、一般の時計店でも交換が可能です。
しかしながら、くるき亭の時計の外見や、昨今、時計店が減り、ホームセンターなどでの交換が増えたこと等から、電池交換を断られたり、時計を壊されたりしてしまう事例が増えております。
中には「元々、時計が壊れていた」「組み立てが良くない」等と告げられてしまうケースや、「これは電池式ではない」とウソをつかれてしまうなど、悪質なケースや、誤解による断りも寄せられてきています。
また、「電池交換を受付するか?」については、その時計店の自由ですので、その時計店の方針次第となります。「少しでも変わった時計は断る」「これらのメーカーのみの電池交換しかしない。」という方針のところもございます。もちろん、くるき亭から、他の時計店に電池交換を強制することは出来ません。
以上のことから、くるき亭では、出来れば、くるき亭での交換をオススメ致します。

「防水と結露について」
くるき亭の時計は工業規格に則れば非防水となりますが、特に記載のない限り、日常生活での軽い飛沫程度なら動作に支障を来さない位の防水性能を目指して制作しています。
通常の日常生活で発生する軽い飛沫が掛かる程度では問題ないけれども、水につけてしまう水没はもちろん、雨に直接打たれたり(打ちどころの悪い場合)、水道の水に直接触れたり、大量の汗などの場合も、水の侵入を許す場合があるという位の防水です。
くるき亭でも水を吹きかけたり、水に沈めたり等のチェックを通じて、このくらいの防水機能を保証しています。
また、防水機能は、リューズ(時刻を合わせる際のネジ)がしっかりと押し込まれた状態で有効となります。
リューズを引いた状態では、そこから、水が侵入してしまいますので、お気をつけ下さい。
リューズや裏蓋などに異物(砂・ホコリ・髪の毛等)がわずかでも挟まれていたり、部品にわずかでも傷がついたりしてしまったりしますと、そこが浸水の原因となります。

「結露の原因について」
例え、◯気圧防水という防水機能を誇る時計でも、この結露が防ぎきれないほど、結露はまだ解決されていない、悩ましい問題です。
結露は、急激な気温差を引き金にして起こりますが、時計の場合、以下の2つのケースがあります。
1,水が侵入していないものの、急に空気が冷やされたことにより、時計内部に結露が発生する。
2,水が内部に侵入し、それが気温の変化で結露となる。
1番の場合は、それほどひどい結露にはなりにくいです。
くるき亭では内部に吸収素材なども仕込んでいますので、文字盤に支障が出るほど、ものすごい結露が発生した場合は、2番の場合がほとんどです。

「くるき亭での結露対策」
くるき亭では製作時に湿度のコントロールをして、時計の制作をしています。
時計内部の空気が乾燥していれば、それだけ結露は起きにくくなります。
その為、時計内部の制作時は湿度を厳重にコントロールし、制作を行っています。
上記のような対策を行っているのに、どうして結露が起きることがあるのか?
それは以下のようなことが考えられます。
1,時刻合わせなどの際にリューズを引いた時、湿度の高い空気が時計内部に入り込んだ。
2,本体やレンズなどに傷や歪みができ、そこから湿気が入り込んだ。
3,気づいたか、気づかなかったかは別として、水が内部に侵入した。多くはないため、気付かなかったが、内部の湿度が高くなり、結露で出てきた。

「結露が起きたときの対策」
結露が生じてしまったら、時間が経つと他に影響が出る可能性がありますから、すぐに「乾燥した場所」に「時計のリューズを引いた状態」で一日程度放置してみてください。
少し手間ですが、効果的なのが、食品などに入っている湿気吸収剤と時計(リューズは引いてください)を、密閉したビニール内などに入れておくという方法です。
もし、それでも改善されない場合は、アフターサービスをご利用下さい。
水が入り、水没に近い場合で、文字盤や機械に影響が出てしまった場合、これらの対処はあまり意味がありませんので、アフターサービスをご利用下さい。

「日常生活上の注意」
時計の大敵:1,磁気
どんな時計の説明書にも登場する、この磁気から説明させて頂きます。
電磁波や磁石、静電気の影響で、時計のムーブメントに磁力を発生させてしまうことがあります。
短時間であれば、一時的な乱れで回復しますが、長時間に渡り影響を受けますと、ムーブメントが磁気化してしまい、時計が狂ったり、止まったり、電池の寿命が短くなったりします。
「何度も止まる、遅れる」「買ってから間もないのに止まる・遅れる」「修理をして戻ってくるたびに、一定期間立つと止まる」場合、磁気が原因であることはかなり濃厚です。
また、磁気の影響は非常に個体差が大きく、「ある時計は動くのに、ある時計は止まる」ということがかなりあります。
なお、現代社会では「磁気を完全に避ける」というのは難しいと思いますし、ストレスが溜まることだと思います。また、「満員電車の中で、他人の磁気ブレスレットの近くに時計があった」とか「他人のハンドバッグのマグネットの近くに時計があった」というような偶発的なケースもあり得るかもしれませんし、「一つの機器が原因ではなく、複数の機器が原因」というような複合的な要因である場合もあります。
ですので、「原因を特定する」ということも難しいです。
また、くるき亭でも「磁気が原因で止まった」という件数はあまり多くありません。
以上のことから、現実的な対処としては、「保管時に磁気を発するモノから離す」「何かの機器が原因と明白な場合はそこから離す」ということを行って頂ければと思います。

時計の大敵:2,湿気・汚れ
次の大敵は、湿気と汚れです。
くるき亭では当店の時計に限らず、色々な時計を見てきましたが、例え、時計の動きに異常がなくても、例え、防水機能が高い時計でも、かなりの確率で、湿気が入り込んでいます。
湿気や汚れが入り込むと、内部が錆びたりし、いずれ、時計に支障が出る可能性があります。
また、湿気や汚れは段々と溜まっていく傾向もあります。
さらに、時計だけではありません。
革ベルトにも湿気は大敵です。革はもちろんですが、金具も、くるき亭では錆びコーティングを行っていますが、もし、傷がつくと、そこから錆びが出る可能性があります。錆びがついたままにしてしまいますと、そこから常に湿気の攻撃を時計が受け、また、サビが出ると、青サビやサビ自体は無害(多量の食べる場合等を除く)ですが、肌が弱い方の場合は湿疹などが出る可能性やお肌やお洋服が汚れる可能性もあります。
また、湿気は塗装やアンティーク加工にも悪影響を及ぼします。
しかし、もちろん、どんな場合でも、ムーブメント交換もベルト交換も可能ですので、心配ご無用です。
最後に、湿気は革ベルトにも大敵です。
湿度が高い場所に保管したりしますと、カビやサビなどが発生する原因になることがありますので、避けて下さい。

時計の大敵:3,衝撃
時計は精密機器ですので、やはり衝撃には弱いです。
くるき亭の時計も、もちろん、日常生活では問題ない強度を保っておりますが、ぶつければ傷がつき、落とせばレンズが割れたり、針が折れたり、塗装が剥がれたりし、強い衝撃を与えれば、時計自体が壊れる可能性があります。

「金属アレルギーについて」
各商品ページに記載している素材の金属には、アンティーク加工の場合はアンティーク加工を、塗装の場合は塗装をかけていきます。
塗装の場合は下地に強度の高い焼付け塗装を行い、その上から何度も色を塗り重ねる手法で塗っています。使用するネジも肌に当たる部分は厚塗り処理を施しています。そのため、塗装の部分は金属が肌には当たりません。(キズ等がつき、下地の金属が出てしまった場合は当たってしまいますので、この限りではありません。)
アンティーク加工の場合は、金属がむき出しになりますので、金属アレルギーをお持ちの方は必ず出ます。
また、キズ等がつき、湿気(汗や雨等)が入ると、そこから錆が出ることがあります。
このような錆も湿疹などの原因となりますので、湿気、特に汗をかいたとき等などはウェットティッシュなどで拭き取るなど、錆が発生しないようにお気をつけ下さい。